日本経済関系.docx

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日本経済関系

1日から消費税率8%に引き上げ　駆け込み購入は深夜まで続く

フジテレビ系（FNN）4月1日（火）4時56分配信

4月1日から、消費税率が8%に引き上げられた。

駆け込み購入は深夜まで続き、小売店は、ね値ふだ札の付け替えなどに追われた。

ガソリンは、消費税に加え、地球温暖化対策税も上がるため、東京都内のスタンドでは、夜遅くまで、駆け込み給油が続いた。

31日午後8時半、東京・世田谷区のガソリンスタンドでは、12あるが全て埋まっていた。

給油しに来た人は「満タンにするとだいぶ値段が違ってくるから」と話した。

千葉市の「イオン幕張新都心店」では、閉店後の3月31日午後11時から、値札の付け替え作業が行われた。

イオンやイトーヨーカドーでは、消費税率の引き上げにともない、価格表示をこれまでの「総額」から、「本体価格」を大きく、「総額」を小さくへいき併記する方法に変更する。

ローソンでは、午前0時にレジで会計中だった客については消費税5%、午前0時をすぎて会計が始まった客については消費税8%を徴収した。

午前0時前に購入した客は「だいぶラッキーでした」と話した。

午前0時すぎに購入した客は「ちょっと損した気分」と話した。

一方、朝まで5%で営業する店もあった。

東京・渋谷にある24時間営業の居酒屋では、午前9時に消費税率を切り替えるということで、月曜の夜にもかかわらず、にぎわっていた。

1日から消費増税　ガソリンスタンドには給油を済ませる多くの人

フジテレビ系（FNN）4月1日（火）1時50分配信

4月1日から消費税率が引き上げられる。

まもなく、4月1日午前0時を迎えるが、東京・世田谷のガソリンスタンドには、消費税率が8%にアップする前に給油を済ませてしまおうという人の車が、ひっきりなしに訪れている。

午前0時になると、レギュラーガソリンの価格ボードの数字が入れ代わり、消費税率アップとなる。

そして、午前0時となり、係の人がボードを入れ替えた。

ガソリンスタンドの係の人は「中のコンピューターのからみもありますけれども、今この形で順次、看板は先にどんどん替えていきます」と話した。

片道25kmをマイカー通勤される人は、これまでは年間で燃料費が20万円1,960円だったが、20万8,560円となり、6,600円分が増えることになる。

給油に訪れた20人ぐらいに「何のための増税なのか」という質問をすると、半分ぐらいの人が「わからない」と答えた。

残る人の中から、「これは社会保障のためだ」というような答えが聞こえてきた。

増税は受け入れるが、その中身については、漠然としているもよう。

1日から消費増税　政府、子育て世帯を対象にした支援策も

フジテレビ系（FNN）3月31日（月）18時56分配信

消費税率の引き上げを4月1日に控え、カウントダウンが刻一刻と進む中、駆け込みの買い物も、いよいよラストスパートを迎えている。

4月以降、家計への負担をいかに軽くするか、さまざまな節約術に注目が集まる中、意外と知られていない、家計の支援策もある。

東京・港区では「（消費増税前に買ったものは?

）子どもを将来乗せるための自転車。

3万円ちょっと。

（あすから財布のひもは?

）きつくします」との声が聞かれた。

1日から、8%に引き上げられる消費税。

消費税5%は、31日が最後。

列島各地で繰り広げられた駆け込み購入も、いよいよラストスパートを迎える。

東京・上野の激安店では、増税直前セールは31日が最終日。

平日だが、どこの売り場も大混雑となっている。

食料品を両手に抱え込む客や、キャリーバッグがパンパンになるほど購入した客もいた。

ヨーグルトを買いだめする客は「買いだめしていなかったんだけど、（駆け込み購入に）ちょっと乗ってみようかと。

庶民のささやかな抵抗」と話した。

都内のオフィス街にあるドラッグセンターマツイでは、31日は、たばこを1箱ではなく、10箱売りのカートンで購入する人が多く見られた。

この店では、消費税アップ直前のまとめ買いを見込んで、たばこを臨時で大量に仕入れていた。

客は「10個なんて買うことは、めったにない。

嗜好（しこう）品だから、しょうがないでしょう」と話した。

中には、500箱、値段にして22万円分を予約した人もいるという。

ドラッグセンターマツイの小林秀代さんは「最初は、100カートン（1,000箱）とおっしゃったんですけど。

『クレジットカード使えますか』と言うので、『うちは現金のみです』と言ったら、50カートンでと」と話した。

大勢の観光客が訪れる宮城・仙台駅の「牛たん通り」でも、1日からは、3%の増税分が値上げになる。

「伊達の牛たん本舗牛たん通り店」では、これまで、1人前で1,500円を切っていた「牛たん定食」が、1日からは、1,500円台の大台に乗ることになる。

1日からは、消費税以外にも、国民年金の保険料や医療費のアップなど、家計にとっては厳しい春になる。

これに対して、政府は、家計に優しい支援策も打ち出している。

食費や養育費など、出費がかさむ子育て世帯を対象に、消費税引き上げの影響を緩和するため、政府は、「子育て世帯臨時特例給付金」と呼ばれる支援策を打ち出す。

政府が打ち出したのは、子育て世帯臨時特例給付金。

2014年1月時点で、児童手当を受けている世帯が対象となり、子ども1人あたりにつき、1万円の一時金が支給される。

ただし、支給は1回限りで、市区町村の窓口で申請することが必要となる。

所得などによる制限もあるが、申請の受け付けは6月ごろから始まる見通し。

子育て中の人は、「（子育て世帯臨時特例給付金について?

）助かりますね」、「ちょっと、ごまかされているような感じがする」と話した。

また、賃貸情報を扱う会社では、「キャッシュバック賃貸」と呼ばれるサービスをスタートする。

該当するインターネットのサイトを通じて、賃貸契約を結ぶと、賃貸料に応じて、入居決定者全てに、引っ越し祝い金として、1万円以上の現金がキャッシュバックされるというもの。

春は、新生活がスタートする時期。

広告を掲載している、アパマンショップ立川駅南口店の神代博行さんは「シーズン的に、転勤の方も多くなってくるので、そういった（会社員の）方々や、学生さんにも多く使っていただいている」と話した。

増税後の消費の落ち込みも懸念される中、駆け込み購入は、日付が変わる31日いっぱい、続くことになるとみられる。

「羽田空港」と「成田空港」の戦いはし烈さを増しています。

フジテレビ系（FNN）3月31日（月）18時50分配信

海外100もの都市への直行便のある「成田空港」、都心からアクセスがよく、30日から、国際線が大幅に増便され、ますます便利になった「羽田空港」。

その戦いは、し烈さを増しています。

「ジャンボジェット」の愛称で親しまれた「ボーイング747」が、31日のフライトを最後に、日本の航空ダイヤから姿を消した。

ファンは「寂しいかぎり。

最後にありがとうと言います」と話した。

出会いと別れの春。

ジャンボ機が姿を消す一方で、羽田空港では、国際線が、これまでの1.5倍にあたる、1日およそ80便に増えた。

それにあわせ、国際線ターミナルも拡張され、ますます便利になった。

30日、国際線の発着枠が大幅に増えた羽田空港の国際線ターミナルでは、その影響か、到着ロビーに多くの外国人旅行客が降り立っていた。

就航先には、新たに、ドイツ・ミュンヘンやカナダ・バンクーバーなどが加わり、7月には、これまでの17都市から25都市まで広がる。

こうした国際化の一方、特に、外国人からの要望が多かったのが、「インターネット環境の整備」。

観光庁の調査でも、外国人が旅行中に困ったこととして、トップに上げられた。

こうした声に応え、外国人観光客にIDやパスワードを発行し、そして、京急の駅や車内の一部、また、公共スペースで、無料でインターネットに接続できるサービスを行っている。

台湾から来た旅行客は「友達に連絡するのに、便利」と話した。

京急電鉄が、日本を訪れた外国人を対象に始めた、この無料サービス。

今後は、駅や車両以外にも、インターネットの使えるエリアを順次、拡大していくとしている。

国際競争力を高める羽田空港に対し、成田空港の動き。

LCC（格安航空会社）のカウンターでは、出発までおよそ2時間前、行列ができていた。

羽田空港の国際線拡大にともない、主要路線は減ったものの、LCCの勢いが増している。

LCCが増えたことで、成田空港では、2014年の夏のダイヤで、週間発着回数が過去最高を更新する見通しとなった。

そのうち、LCCの占める割合は、全体の17.5%だが、国内線だけに限ると、その割合は半分以上（55.5%）に達する。

LCC利用客は、「値段で選びました。

（3人分で）4～5万円違ったかなと思います」、「名前の通り、『ローコストキャリア』ですから。

無駄なお金は使いたくない」などと話した。

さらに、成田空港のネックとされてきた東京都心とのアクセス面でも、格安を売りにしたバスが注目されている。

「東京シャトル」を利用すると、成田空港から東京駅まで900円（所要1時間）となっている。

LCCの就航にあわせて、運行が始まった成田空港と東京駅を結ぶ格安のバス。

「THEアクセス成田」は、成田空港から東京駅まで1,000円となっている。

格安バスの利用客は「（行きは）新横浜から3,500円。

1,000円と書いてあるのを見たので、帰りはこれを使おうかなと」と話した。

また、周辺ホテルでは、早朝に出発するLCC利用客をターゲットにしたサービスもある。

ホテルで、朝食が食べられない利用客に、持ち帰り用のモーニングセットを用意したほか、早朝の無料送迎バスを運行している。

ホテル日航成田販売促進企画・櫻井洋司マネジャーは「（客は）1割くらいは、減になるかなというふうに考えておりますけれども、逆に、LCCの便は増便されるというふうに聞いておりますので、これが新たなビジネスチャンスになる」と話した。

「おもてなし力」でしのぎを削る、羽田空港と成田空港。

日本を訪れる外国人観光客は、どちらを「ニッポンの玄関」として選ぶのか。

フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港でも、大勢の人たちが羽田行きの便を利用していた。

羽田空港派の人は「都内から近いということと、（移動が）成田に比べて、とても楽で」と話した。

成田空港派の人は「成田も（羽田に比べて、行くのに）倍以上かかりますけど、交通がね、バスだの、それから特急（列車）がありますから、そんなに不便はしていないですけどね」と話した。

2020年の東京オリンピックをにらみ、羽田と成田の覇権争いは、さらに熱を帯びるとみられる。

1日から消費増税　都内百貨店など、商品買い求める客でにぎわう

フジテレビ系（FNN）3月31日（月）12時50分配信

消費税率の引き上げを4月1日に控えて、消費の現場では、商品を買い求める客でにぎわっている。

東京・銀座の松屋前は、平日の午前中だが、中央通りは、買い物をする人などでにぎわっている。

1階には、雑貨売り場や化粧品売り場が入っているが、開店後から、買い物をする多くの人の姿が見られた。

この店舗では、化粧品の3月の売り上げは、2013年のおよそ1.6倍と、大きく伸びている。

東京・足立区のスーパー「おっ母さん食品館北千住店」では、開店時間を、いつもより30分早め、駆け込み購入の客に対応している。

開店わずか30分で、早くも米が品薄となり、早くも補充作業が始まった。

この店では、1日の消費税引き上げに向け、米が通常の3倍近くの売り上げとなっている。

31日も、客の中には、米3袋をまとめ買いする人がいた。

客は「やっぱり、値上がっちゃうんじゃないかなと思って。

2～3日前から、買うつもりでいたんだよね」と話した。

また、日持ちのする食品を買い求める客も多く、従業員の数を増やして対応している。

一方、1日から値上げされる、たばこ店でも、まとめ買いする人の姿が見られた。

東京・千代田区のオフィス街にある店では、31日は、たばこを1箱ではなく、10箱入りのカートンで購入する人が多く見られる。

客は「10個なんて買うことは、めったにない。

嗜好（しこう）品だから、しょうがないでしょう」と話した。

この店では、直前のまとめ買いを見込んで、臨時でたばこを仕入れた。

中には、50カートン、値段にして22万円分を予約した人もいるという。

31日は、これから夕方にかけて、来店が増える見通しで、松屋銀座では、営業時間を30分延長して、最後の1日、最大限に需要を取り込みたい考え。

一方で、懸念されるのが、増税後の消費の落ち込みだが、松屋銀座では、増加している外国人客向けのサービスを強化したり、売り場の改装を行うことで、売り上げを確保したい考え。

消費税増税を1日に控え、駆け込み需要は31日、いたるところで目にすることになるとみられる。