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口外( )。
1、せざるべきだ2、しないべきだ
3、するべし 4、するべからず
(5)大地震の被害を受けた人々が早く元気になることを願って( )。
1、おわらない2、やまない
3、しまわない 4、やめない
(6)今度うそをついたら、本当に針千本飲まさずには( )!
1、やめない2、もたない
3、おかない 4、えない
(7)え?
幽霊を見たって?
錯覚よ、錯覚( )何だって言うの?
1、としても2、とせずに
3、であって4、でなくて
(8)社長もまた株主総会の決定には従わざるを得ず、退任を( )。
1、余儀せずさせた2、余儀せずされた
3、余儀なくさせた4、余儀なくされた
(9)もうとても追いつけないだろうと( )、驚くほどの速さで彼は一気に先頭に走り出た。
1、おもいきや2、おもうべく
3、おもいがけず4、おもうだに
(10)午後の会議にはだれが出席しても構わないが、君が出てくれるなら、それに( )。
1、こしたことはない2、まさることはない
3、さしつかえない4、承らない
(11)今さら先生のせいにしたって、合格する( )。
1、べきではない2、かもしれない
3、わけではない 4、までもない
(12)彼は確信( )顔をして私たちに言った。
1、ありげな 2、あるらしい
3、あろうな 4、ありっぽい
(13)妻にすら行き先を( )、彼はふらりと旅行に出た。
1、告げようとして 2、告げまいとして
3、告げなくて 4、告げずに
(14)プロの芸人たるもの、他人のまねは( )。
1、できるだろう2、できるはずだ
3、できないだろう 4、できるべきだ
(15)今朝は仕事の疲れがたまり、おまけに熱まで出て、( )起きられなかった。
1、起きれば2、起きても
3、起きようとしても 4、起きまいか
(16)現代人の生活はテレビなどのマスメディアなしには( )。
1、語れるだろう2、語れない
3、語れるわけである 4、語れずにすむ
(17)可能性がゼロになったわけじゃないんだ。
一生懸命やれば( )。
1、できるものではない2、できることではない
3、できないものでもない4、できはしない
(18)緊急の電話を受けた警察官は、パトカーに飛び乗る( )、猛スピードで現場へ向かった。
1、より早いか2、が早いか
3、から早いか 4、も早いか
(19)子どもの成長の段階( )は、母親がそばにいた方が望ましい。
1、にいたって2、にとって
3、にあって4、にして
(20)勉強、勉強といっても、ただ勉強する時間が多ければ良い( )。
効率の良い勉強方法を工夫しなければ良い成績にはつながらない。
1、きらいがある2、といったらない
3、というにはあたらない4、というのもでもない
問題二:
次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
答えは1、2、3、4から一番いいものを一つ選んでください。
(2×
15=30)
文章Ⅰ
中学から高校にかけて人間は微妙な時期を迎える。
簡単にいえば、一種のはにかみのようなものが生まれ、あからさまな好奇心の発動が少なくなるのだ。
これは何、なぜ、というあの子ども時代の旺盛な好奇心に抑制がかかるからである。
幼いころには知らないということが少しも心理的に負担になったりはしないが、十代の半ばになると知らないということが恥ずかしいという気持ちを呼び起こすのだ。
本当は知らないのだけれど、知らないというと人に笑われるのではないかという不安がある。
だから①知らないのに知っているようなふりをする。
要するに好奇心にふたをしてしまうのだ。
知らないことを素直に知らないといい、知る努力をすれば、情報の蓄積は子ども時代と同じようにぐんぐん増えてゆくだろう。
( ② )、「知らない」いう一言をいえないために本当は増えてゆくはずの情報が増えない。
昔から、聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥ということわざがある。
「知らない」ということばを口にするのは、恥ずかしいことかもしれないが、知らないくせに知ったようなふりをしていることは、一生知らぬままに過ごすことになるというわけだ。
むき出しの好奇心にブレーキをかけてはっきり「知らない」といえず、そして、③それを恥ずかしいと思うようになるのは、それだけ自我意識が確立したということにほかならないわけだから、いちがいにそれを悪いことだとは思わない。
しかし知りたいという欲求を抑えて知ったかぶりをするというのは、④人生の生き方として大きなマイナスなのではないか。
頭の中には、まだいくらでも情報は入る余裕がある。
好奇心にブレーキをかけるのは、決して賢明なことではないのだ。
だが、こうした知ったかぶりはまだよい。
さらに困るのは、二十歳そこそこで世界のことはすべてわかった、と思い上がってしまう人たちである。
学校教育が終わると同時に、情報の吸収をぴったりと止めてしまう人が少なくない。
つまり、知るべきことはすべて学校で知り尽くしてしまったというまちがった思い込みが、これらの人々を支配しているのである。
しかし、少し考えてみればすぐにわかることだが、学校を卒業したから、それで現代の人間の知っていなければならないすべてがおしまいといった観念は、むしろ滑稽だ。
学ぶべきこと、覚えるべきことは無限である。
人間の向学心、あるいは好奇心は、その無限の世界に向かっていつも積極的にかかわりあっていなければならない。
ほんのちょっぴりの知識を学びとったからといってごう慢になったら、⑤その時、人間の精神は成長を停止したのだといってもよい。
ユネスコでは十年ほど前から、「生涯を通じた継続的な教育」という考え方を提唱している。
人間が外界の情報を取り入れて自らを豊かにしてゆくプロセス(過程)、( ⑥ )教育という営みは、人間の人生を通じて、継続していなければいけない、というわけである。
社会の高度化した今日、この考え方はきわめて大事だとわたしは思う。
青年期というのは、積極的に情報を取り込むための人生のスタートだ。
(21) ①“知らないのに知っているようなふりをする”のはなぜか。
次から最も適当なものを選びなさい。
1.心理的負担がないから。
2.知らないというと人に笑われるのではないかという不安があるから。
3.十代のなかばから人間は微妙な時期にあるから。
4.好奇心がないから。
(22) ( ② )に何が入るか。
次から最も適当なものを一つ選びなさい。
1.すなわち 2.だから
3.ところが 4.さて
(23) ③“それ”のさしていることは何か、最も適当なものを次から選びなさい。
1.はっきり“知らない”ということ。
2.自我意識が確立したこと
3.好奇心がないこと
4.ブレーキをかけたこと。
(24) ④“人生の生き方として大きなマイナス”と言っている理由は次のどれか。
最も適当なものを次から一つ選びなさい。
1.自我意識が確立したから。
2.恥をかくから。
3.増えてゆくはずの情報が増えないから。
4.笑われるから。
(25) ⑤“その時”とはどんな時か、次から最も適当なものを一つ選びなさい。
1.ほんの少しの知識を学び取ったからといって傲慢になるとき。
2.知らないくせに知ったかぶりをするとき。
3.学校教育が終わるとき。
4.好奇心にブレーキをかけるとき。
(26) ( ⑥ )に何が入るか。
1.だから 2.たとえば
3.しかし 4.すなわち
(27) この文章が、述べようとしていることは次のどれか。
1.自我意識を確立することは、情報の蓄積には必ずしも悪いことではなく、むしろ望ましい。
2.好奇心を抑制し、知的欲求にブレーキをかけるのは、人生の生き方としてマイナスである。
3.ユネスコでは、青年期に積極的に情報を取り入れ、自らを豊かにせよと提唱している。
4.二十歳以上の人々に比べ中学生・高校生は、学校教育が教育のすべてだと思い込むことが多い。
文章Ⅱ
花の多いところに着いたら、リュックを下ろして寝ころんでみよう。
寝ころぶ場所が問題で、谷あいの棚田なら山手半分は敬遠したほうがよい。
いつの間にか滲み出した水のために背中がぬれる。
地下水位が高いのだ。
下手の畦のへりなら乾いていて、①まず大丈夫だろう。
そのつもりで改めて眺めなおすと、一枚の田んぼでも場所によってレンゲの生え方、密集の程度がちがう。
レンゲはあまり湿った土を好まない草である。
ブンブン唸り声が聞こえる。
ミツバチだ。
チョウも遊びに来るかもしれない。
ミツバチの仕草を眺めたら、レンゲの体を見なおしてみよう。
まずレンゲを一株だけ、根ごと掘りとってみる。
力まかせに抜くのではなく、棒切れか竹べらか、あるいはナイフを土に突き立てて、なるべくそっと掘り上げる。
指でつまんで土を丁寧にもみほぐすようにして落とすと、根があらわれる。
付近の用水溝の水で洗ってみると、いっそう根の様子がよくわかる。
一本の太い根と、枝分かれしたたくさんの白っぽい根かある。
そのヒゲ根のあちこちに、米粒形の長さ三~五ミリほどの粒がたくさんくっついているたろう。
少し赤みがかっている。
この粒が曲者だ。
これはじつは②窒素工場なのである。
この中に根瘤バクテリアという特別な細菌が住んでいて、根のまわりやすき間などの空気の中の窒素を水浴性の窒素化合物に変える働きをしている。
③稲刈りをした後の田んぼにレンゲの種子をまいておくと、翌年の田植えまでの間にレンゲが生長し、根に粒ができて多くの水浴性の窒素化合物が生産され、レンゲはこれを栄養にしてますます生長する。
④これをスキで掘り起こし、くだき、土と混ぜる。
つまり肥料にするわけで、緑の草の肥料という意味で「緑肥」と呼ぶ。
現金収入の乏しかった農家が、化学肥料を買わずとも田んぼの土を富ませられる手段だったわけである。
この方法は昭和十年代が最盛で、二十年代には半分に減った。
最近では人手不足の代わりに現金収入のふえた農家が、手間の簡単な「金肥」――化学肥料をどしどし使うので、田園全域が赤い花に敷きつめられるという風景は少なくなった。
レンゲはもともと日本には生えていなかった、と考えられる。
中国大陸の原産で漢名を紫雲英または翹揺と言い、「緑肥」として栽培がさかんに行われ出したのは明治中葉と言われている。
レンゲの花が終わり、野を占めるものの主役が虫媒花からイネ科の風媒花に変わるころ、田園の風景はにわかに色どりを失う。
小学校の図画の時間、私も、級友たちも、いっせいに⑤緑の絵の具が欠乏したものだ。
赤やピンクや紫など、派手な色を使いたいの
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